高齢化にともない、介護職のニーズはますます高まりを見せています。
ただし、漠然と介護職と聞いても、その仕事内容を正確に答えられる人は意外と少ないものです。
もちろん日常のニュースソースをはじめ、ネット上のサイト情報や知り合いからの伝聞で、なんとなくイメージすることはできるでしょう。
しかし、やはり実際に五感で体験しない以上は、介護職の魅力を知ることはできません。
まず介護職の魅力の1つには、就職するのに比較的ハードルの低い点が挙げられます。
介護現場にもよりますが、最初は資格が無くても挑戦できる職種です。
さらにそこから実務者研修と実務経験を経て、介護福祉士国家試験の受験資格を得ることが可能です。
晴れて合格できれば、より専門性の高い介護福祉士として、幅広く現場で活躍することもできます。
つまり医師や看護師とは異なり、介護福祉士の資格を取得するのに初期投資が少なく済むうえ、働きながら資格を取得できる、経済的にも魅力的な職種です。
介護職は医師や看護師と同じく人を相手にする業種であり、人と人とのつながりや、心と心との通い合いを大切にする仕事です。
食事や入浴をはじめ、レクレーション活動や排せつに至るまで、日常生活に関するあらゆることを、介護の仕事では担うことになります。
この点、たしかに精神的にも肉体的にもキツい部分はありますが、人から直接「ありがとう」と感謝される職業はそう多くはありません。
それだけ大きなやり甲斐のある、人間的に成長できる魅力的な仕事です。
長く働けばそれだけスキルアップも見込めるため、転職を考える際にはおすすめの職種と言えます。
興味がある方は、参考サイト「介護業界で長く働こう」も見てみてください。